来年の税理士試験に向けて簿記論を勉強しています、ゴリラです
今日は基礎演習でたくさん間違えた現金預金の箇所をメモとしてまとめます
現金として扱うもの
まず簿記において現金として扱うものをまとめます
- 硬貨
- 紙幣
- 他人振出の小切手
- 期限到来済み利札
- 配当金領収書
etc…
とさまざまです
硬貨や紙幣は俗に言う現金なので簡単です
問題は次から
他人振出の小切手は自分以外の人から受け取った小切手です
自分が小切手を切る場合は小切手を銀行へ持ち込めば銀行の当座預金から小切手の金額分差し引かれます
それが小切手ですね
ちなみに振り出し期日が期をまたぐものはその期においては受取手形として処理します
次の利札は債権の利息として受け取った紙のようなもので、一般的にクーポンと呼ばれています
債券の利息を支払うために期限を設けて発行されます
最後の配当金領収証は保有株式に対する配当金を受け取るときの引換券的な役割を持つ書類です
ざっくりとテキストに記載されているのはこれだけですが
問題文で「現金勘定で処理すること」と書かれたらなんであっても「現金」として処理しなければならない
ということはしっかりと頭に入れておきたいですね
当座預金
当座預金は普通預金とはまったくの別物です
これさえ覚えればもうだいたいOKです
もうちょっと詳しく説明するなら
- 無利息の預金
- 貸越ができる預金
- 小切手を振り出せる
といった特徴のある預金です
無利息というのはゴリラもついさきほど知った衝撃の事実なのです
赤色や緑色の普通預金に預ければどんなに少なくても利息は付きますもん、0.001%ですけどネ、、、
貸越ができるというのは預金残高がマイナスになっても契約の範囲内でならいくらでも金を使えるというものですよね
そして小切手を振り出せるのは当座ダカラデキたこと♪です
簿記における現金預金の注意点
当座預金の期末修正項目に気をつましょう
ゴリラがよく間違える項目です
みなさんも間違えに要注意!
未取付小切手
未取付小切手は取引相手に渡したけど決済されていない小切手のことです
小切手は相手に渡した時点ですでに仕訳を切っています
そのため期末時点の帳簿上の修正の必要はありません
時間外預け入れ
時間外預け入れは3月末決算法人の経理の人が3月31日の夕方に銀行の夜間窓口で預け入れて
「ふぅ〜今期中に預け入れできた〜」
といっている図を想像するとゴリラ的にはイメージしやすいです
銀行では翌営業日に残高に反映されるので期中の残高と差異ができてしまうのですね
こちらも期末時点で帳簿上の修正は必要ありません
未取立小切手
未取立小切手は銀行に金の取り立ての以来のみをした状態の小切手のことを言います
こちらも帳簿上の修正は必要ありませんが銀行の残高には金額をプラスする必要があります
未渡小切手
最後が未渡小切手です
ただただ渡さずに手元に持っているだけの小切手ですので勘定科目に応じて
帳簿上の仕訳を修正しましょう
販売費の支払いなら期末では
当座預金 | ××× | 未払金 | ××× |
といった感じで仕訳を切りましょう
終わり
今日はここまでです
今後もこんな感じの勉強の内容を備忘録的に書き残していこうと思います
何ヶ月か後にゴリラ自身が見てもわかりやすいような書き方をこころがけますので
見にくい読みにくい等あればいつでもご連絡くださいm(_ _)m
宜しくおねがいします
また明日。
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