消費税法理論サブノートは本当に必要か?@大原生向け

5.0
税理士勉強ゴリラ

先日ポチった消費税法の理論サブノートが到着しました!

今回は2022年版の消費税法の理論サブノートの内容を軽くサラッと確認してみて

  • 初学者に必要か?
  • 受験経験者に必要か?

という視点で見ていきます

ちなみにゴリラは2021年度消費税法を受験しております

今回購入した理論サブノートはこちら↓↓

赤シートで重要語句から覚えられる

この赤字を赤シートで隠して暗記するというタイプの書籍はTOEIC対策の単語テキストでもよく見るタイプですね

「初学者で何から手をつければいいのかわからない!」

という方々にはとっつきやすい感じが出てていいと思います

本試験の話になりますが、赤字の部分が書けていない答案は採点されない可能性がありますから赤字の部分はしっかりと覚えていきたいですね!

手のひらサイズで通勤・通学中も見れる

持ち運びに関する点では厚すぎず、大きすぎず、小さすぎず、といった感じでゴリラ的にはとても扱いやすいです

特に都市圏にお住まいの方々は電車に乗る機会が多いですが

通勤・通学の時間に理論を確認するのにジャストサイズな1冊なんじゃないでしょうか

ちなみにゴリラは東京・八王子から都心に片道70分かけて通勤しているので往復で2時間半弱をこのサブノートで理論暗記の時間にあてていました

手のひらサイズですね

体系的に関連付けて理論を覚えられる

本書の内容は①項目ごとの理論②付録という具合です

理論の項目がわかれているのはゴリラ的には理論を体系的に暗記できて効率のいいシステムだと思います

本書では例えば

問題1−1 課税の対象

問題1−5 輸出物品販売場における免税

この項目を大きく「課税の対象」の理論問題とし

問題7−1 仕入れに係る消費税額の控除

問題7−15 貸倒れに係る消費税額の控除及び加算

この項目を「税額控除等」の理論問題とするなど

理論を体系的に分類し暗記しやすい構成となっています

初学者、受験経験者問わず体系的な暗記をすることで複数の理論の応用問題にも対応できる可能性が高まるのでぜひ体系的に暗記していきたいですね

巻末付録のコンテンツがかなり豊富

本書の内容②付録ですがゴリラ的にはこの付録が本書の一番の強みではないかと思っています

理由はコンテンツの内容、質・有用性です

コンテンツとしては

  1. 理論体系表
  2. 項目ごとのまとめ
  3. 理論問題出題分析表
  4. 理論問題過去問10年分

の4つです

特にゴリラが利用していたのが1.理論体系表2.過去問です

理論の暗記をする際に

「次はどの理論を暗記しようかな?」

という時があると思います

その時に体系表で今まで暗記した理論と関連性の高い理論を確認して次の暗記するべき理論を明確にできます

すでに暗記した理論と関連性の高い理論を暗記することで

  • 簡易課税制度の中で農業の取り扱いは?

とか

  • 簡易課税制度における大規模小売百貨店でのテナントの売上げの取り扱いは?

なんていう一見したらよくわからないような問題でも関連付けて暗記することで解ける可能性が高まるということです

過去問に関しては特に試験前に何度も確認していました

過去問を見ることで問題文の文章の書き方に慣れるためです

長文の問いかけなのか短文か、回りくどい問いかけか単純明快か

こういった「慣れ」も本試験では解答時間に影響しますので何度も確認するのにサブノートの付録を利用していました

結論:初学者には欲しい1冊!けど、、、?

ここまで内容がきっちりと揃っているので初学者、特に大原の講座を受講されている方には必携の1冊になります

ただ、、、、、、

今年度の試験を受けたゴリラからしてみれば

「正直買わなくてもよかったかな?」

と思っています

理由は単純で昨年度のテキストの内容と9割かぶっているからです

次年度出題の可能性のある法改正は適格請求書発行事業者の登録に関する経過措置、つまりインボイス制度の経過措置くらいしかないのでそもそもテキストの内容が変わる必要はないんですね

なので結論としては

初学者は購入マスト!でも今年度受験した人は必ずしも買う必要はない△

です

1度目の受験から相当の期間が経っている方は、法改正が入っている理論も多いので購入することをおすすめします

2022年度消費税法理論サブノート↓↓

今回は以上です。

話はそれますが現在ゴリラはTOEICの勉強も開始したところです

が、、、

英単語半分もわからない!!!

4年間のブランクは恐ろしいですよ。。。

みなさんも勉強は明日からではなく今日から始めましょう!

忘れることは本当に恐ろしいのでネ。。。

それではまた明日。

コメント

  1. 佐野 より:

    はじめまして、現在税理士試験検討中の者です。
    こちらの市販されている大原の理論サブノートの理論と大原のテキストに載ってる理論は同じ文章の理論なのでしょうか?
    もし異なる文章であれば、テキストの方の理論で覚えたいので購入を控えようかと思っています。

    • gorilla より:

      佐野さん
      ご質問いただきありがとうございます!ゴリラと申します。
      私自身、大原で受講しておりますが、大原で配布される大判の理論テキストと市販の理論サブノートでは”収録内容”が違うということが言えると思います。
      しかし骨子となる税法などの条文の部分は、配布される大判のテキストと市販の理論サブノートでは違いがなく、一字一句まったく同じ文章が掲載さています。

      収録内容の違いは下記の通りです。

      配布される大判のテキスト
      理論条文
      ②理論条文に対する解説
      理論体系表
      理論のまとめ
      出題傾向

      理論サブノート
      理論条文
      理論体系表
      理論のまとめ
      出題傾向
      ⑤理論過去問

      以上のように少しだけ違いがあり、またサイズもB5B6といった具合で倍半分の大きさになります。
      そのため佐野さんが電車通勤などで理論を覚えたい場合はサブノートの購入をオススメします!

      またわからないことがあったらいつでも聞いてください!

      • 佐野 より:

        返信ありがとうございます!
        聞きたかったことが聞けてとても助かりました。
        また何かあれば聞かせて頂きますね。

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